池袋での凱旋詩と希望の詩
3月7日夜、東京池袋の豊島公会堂で久しぶりに小沢一郎の講演を聞いた。昨年12月総選挙直前の国会前での「反原発行動」の時以来である。題して「小沢政治裁判の総括と新たな戦いへの出発」(主催者「小沢一郎を支援する会」ほか)。時機を得たタイトルだし、講演の開催そのものが時機を得ている。
会場は開演前に満員になっていた。そして、開演前に女性歌手(竹林さん)による「アベ・マリア」と「アメージング・グレース」の独唱があった。リバラル派の講演にふさわしい催しだ。歌で始まるのはとてもいい。会場の一体感を醸し出すし、始まりの区切りがつく。これからも、集会のあるごとに、この様式を取り入れるべきだと思った。
講演は三部構成で、長時間に及んだが、どれも納得のいく内容でかつうまい喋りで、時間のたつのを忘れた。
第二部に小沢一郎が登場し、タイトル通りの「小沢政治裁判の総括と新たな戦いへの出発」をめぐって演説をした。礼節をわきまえかつ力強い彼の喋りは、素晴らしく感動的であった。状況の厳しさと裏腹に「希望」を聞く耳に届け、新たな行動に奮い立たせた。小沢のカリスマ性にさらに磨きがかかってきた感じで、とてもうれしかったのである。
下記は、講演会のうち小沢一郎の演説部分(板垣 英憲氏の収録)のビデオである。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=w40QvwRP7YM