福島の本当の叫び

福島を忘れないで下さい、でも、福島に来ないで下さい。福島を忘れないで下さい、でも、福島のものを食べないで下さい。皆さんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。皆さんが福島のものを食べると、福島の子供達が放射性物質を食べることになります。

(経産省前「 命の対話集会」に駆けつけた福島一市民の叫び 2013.)

我々、林業の人間は我慢するしかないんだ。何故ならば山を除染しようとしても、腐葉土に絡まっている放射性物質は、除染しようとしても取り除くことが出来ない。その腐葉土を取り除いてしまうと、山、本来の保水能力が奪われ、自分たちの首を絞めることになるから。自分たちはただ単に時間を待って、放射性物質が弱まること、消え去ることを願うしかない。我々は我慢するしかないんだ。

(福島在住の林業従事者の語り-2013.)


コメント:
よく噛みしめて聞いてほしい。これらは、心からの叫びに違いない。「風評被害」などというイチャモンがいかに偽物の叫びか、が解るだろう。それは、福島の旧勢力、その代弁者である自民党政治家、それを背後からそそのかす官僚組織、それにすぐに乗るマスコミが作り出した言葉だ。自分は致命的苦しめを受けているわけではないので、被害者の仮面をかぶってしまおう、ともかく事故は小さく見せようということだろう。
放射能被害に苦しむ多くの福島住民の声では決してない。真に苦しむ者は、利己的な風に吹かれている暇などない。苦しみに耐え孤立しながら、心は理解者を求めている。私達が接近できるとすれば、其の赤裸々の気持ちに寄り添う以外にないのではないか。


以下の記事を参考にされていただきました。
「子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば」 http://takumiuna.makusta.jp/e213217.html





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