世界の電気自動車化の動きにアラート!

後退したとはいえ、日本はまだ先進国の一員である。我々もそれを自明のこととして安逸な生活を送っているはずだ。すくなくともアジア諸国の中においては、それは揺るぎないことだと思っている、あるいはそうゆうビジョンに浸っている。これは戦後の歴史観によっているが、これは日本が将来に向かった進路を取ろうとするとき、根本的に変更が必要である。いわゆる歴史修正が必要ということである。

しかし日本の世界に占める現実は、この認識から大きくずれている。当然のことであるが、国家安全保障つまり軍事体制ははるか昔から、日本のそれは機能不全にあるし、今日その現実が朝鮮情勢によってはっきりと露呈していると言えよう。どうすればよいのか?

それはそれとして、日本にとって虎の子の経済力の将来が怪しくなってきたことが、甚大な問題なのだ。日本の経済力は、機械産業を中心とした製造業が支えてきたが、近年、家電製品、IT産業、と次々と後退を余儀なくされてきて、今や自動車産業が世界の中の日本の経済力を支える柱になっているといってよい。しかし、これが危うくなっているのだ。はっきりいえば、世界の「電気自動車化」への転換がはっきりしたことだ。大手自動車メーカートヨタの動きが鈍いのをはじめ、日本の言論人、官僚、総体的にはマスコミが、この動向に極めて反応が鈍いのだ。成功者は自分の地位にあぐらをかき、将来の動向に疎くなる傾向があるが、そのことが今日本で横行しているように思えてならない。

以下の池田信夫氏のブログの主張をよくよく傾注しなければならないと思う。右翼も左翼もない、先ず私たちはなら愛国者,愛郷者でなければならないからだ。

Vlog】電気自動車は総力戦(池田信夫)


【経済討論】世界経済の中の日本(桜H29/12/2)

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