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砂塵とアルコール

アンデス西高地を旅するときの風物について プーノ・アレキーパ・モケグア 毎年二月の初めからほぼ1週間にわたって,ここプーノではビルヘン・デ・カンデラリアと呼ばれるカルナバルの祭りが催され,かなりの賑わいをみせる.プーノは,ボリビアとの国境に…

車中パフォ−マンス

ペル−のあるアンブランテの話− 1. その日、僕は旅支度をして、朝の5時半に宿を出た。まだ人の往来がまばらで、冷え渡った街を歩くのが気持ちよかった。1週間の予定で、モケグワまで小旅行にでかけるつもりだ。長距離バスは朝6時出発予定だが、バス停には…

M・バルガス・リョサの記事を読む

本年(1993) 09月20日の『読売新聞』朝刊1面(シリ−ズ『地球を読む』)に載ったマリオ・ バルガス・リョサの論説記事を読んだ。彼はペルー出身の高名な小説家であり、元国際ペンクラブ会長という肩書をもっているが、なによりも日本人にその名が広く知れるよ…

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