2017-01-01から1年間の記事一覧
ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー氏(寺河内美奈撮影) 中国こそ中長期にわたる深刻な懸念だ 安倍晋三首相の決断による10月の衆院総選挙と、ドナルド・トランプ米大統領の11月のアジア訪問が成功であったかどうかはさておき、私の見ると…
James E. Auer 8.dic.2017está extraido de la Columna “Justicia (seiron)” Diario “Sankei-Shinbun” Japón. Traducción castellana es transtoria por yjkk. China sí que esto es la gran preocupación de medio a largo plazoAdemás de si la elección g…
後退したとはいえ、日本はまだ先進国の一員である。我々もそれを自明のこととして安逸な生活を送っているはずだ。すくなくともアジア諸国の中においては、それは揺るぎないことだと思っている、あるいはそうゆうビジョンに浸っている。これは戦後の歴史観に…
ここに紹介する芥川龍之介作「おぎん」は、江戸時代初期の長崎キリシタンの「転び」を扱った小品である。近年、芥川の作品が英語による文学の世界で、注目されているという。そのいわれは、今一つ納得がいかないが、この傾向は決して悪いことではない。思う…
医学あるいは健康にまつわる社会的なキャンペーンは、何かファッショ的な性向を有している.各人の選択の意志を無視して、押しつけ的強制が背後にあると感じるのである。つまり「空気」をまかれるのであるが、それになかなか抵抗できないのは、我々が容易に…
安倍第三次内閣の顔ぶれが発表された。その主要閣僚の顔ぶれに接するにつけ、何か不安を覚えるのだが、心躍るようなことはまったくなかった。今や、安倍晋三の「敵」は、政界にあるのではない、もちろん民進党でもなければ都民ファーストでもない。ニセモノ…
■私は、太古の昔から「愛煙家」である。愛煙家というこのことばが好きだ。スペイン語では、普通の喫煙家のことをfumador といい、いささか度をこしたタバコ愛好者をtabaquistaという。私は後者の範疇に属するようだ。とくにニコチン中毒と言うわけではない。…
パラダイムシフトは、国際政治の面から見れば、すでに1990年代から、理想社会を目指すべきだった社会主義体制の崩壊から始まっていた。思想的土台が大転換したにも関わらず、人々の社会的潮流はなかなか方向転換の舵を切らなかっただけである。あれからもう2…
西川氏の『秘境西域八年の潜行』には様々な版があることをすでに述べたが、本日、私ははじめて、1972年刊行の芙蓉書房版を手にすることができた。これは上下二冊のハードカバーであリ、これがすべての版の初版になっている。そして、この初版本には、七名の…
現在中華人民共和国と呼ばれる支那の西域の話しである。西域には大きな砂漠が2つあり、モンゴルに近いゴビ砂漠、さらにその西の中央アジアにあるタクラマカン砂漠である。その中間地帯はあまり馴染みがないかもしれないが、モンゴルとチベットをつなぐ高原地…
■ 最近の読書は、西川一三著「秘境西域八年の潜行」(中公文庫)である。この著作は、様々な版が存在するが、文庫本3分冊ものが一番完全で読みやすい。これは紀行モノのカテゴリーに属する。僕は、紀行モノが好きだ。小説とは異なりノンフィクションのところ…
[:550]
乗り物から、カメラを風景に向けると風景は流れて映る。写真としてはデキが悪いものと思われてきた。しかし、カメラマンの立ち位置が映像に写し込まれていると考えれば、それはそれとして捨てがたい。 南満州鉄道の列車からハルビン近くで。 自動車の車窓か…
明けましておめでとうございます。 今年もいい年になりますよう、お祈り申し上げます。ところで、今住んでいつところは、1970年代はじめ頃まで東京都西多摩郡柚木村とよばれていたそうだ。その後、多摩ニュータウン構想にのって団地群が広がり、景観が一変し…