2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

放射線はどんな性質を持っているか?

今、放射線の人体に対するホルミシス効果について、シリーズで考え中。今回は、ちょっと横道にそれて、放射線が人体に及ぼす基本的性質についてまとめてみよう。放射線は、その線種は多様である。よく知られているものは、α線, β線, γ線, χ線, n線(中性子線)…

北国の放射能温泉訪問記:「玉川温泉」にまつわるエピソード(2)

玉川温泉に到着 玉川温泉の宿は、県道341を登ってゆき、「森吉山登山口」という小さな立て看板が見れる場所をもう少し登ったところで県道を逸れる、そして渋黒沢を下って行ったところにある。そこは、湯煙で視界がかすむ谷底である。宿のたたずまいは、視…

北国の放射能温泉訪問記:「玉川温泉」にまつわるエピソード(1)

なぜ玉川温泉を訪問したか 「3.11からまだ2年」。人によっては、これとは違う感慨を持つ、「3.11からもう2年」と。どちらも、東日本大震災、福島原発事故の現場に足を運んだ人々の口から洩れる言葉だ。しかし、見つめ、憤慨している対象が違っている。「3.11…

自民党の選挙公約:うそつき体質の再現

自民党の参院選公約は、原発再稼働に大きく踏み出した。選挙で勝つ自信のなかった昨年暮れの衆議院選挙では、自民党も「脱原発社会」をにおわせていた。それは当り前だった。ほとんどの政党が「脱原発」を掲げていたので、自民党だけが突出するわけにいかな…

拝啓、内閣総理大臣 安倍晋三様:「100万人の母たち」の手紙

「100万人の母たち」というグループが、反原発の願いを安倍首相あてに直訴すべく手紙を送った。そして七夕の日に大挙して首相官邸に押し掛ける行動計画を立てている。3.11以降7月は、いつも熱い月になる。今年もそうなることを願う。今度は女性が熱く行…

小沢一郎氏、小出裕章助教からレクチャーをうける:福島第一原発を抑え込むために

小沢一郎が京都大学原子炉実験所に出向いて行き、小出裕章助教と対談した。内容は福島原発事故の現状と最終的な対応策についての可能なプランを、良心的専門家から聞き出すことであった。基本的に原発事故そのものに専門的知識のない小沢氏が、良心的である…

リベラル派による安倍政権への核心的批判:東京新聞の社説(2013.06.07)

リベラル派が惨敗した昨年末の総選挙によって、右派の安倍政権への揺り戻しが始まって半年近くがたつ。敗れた側の落胆は大きかった。敗れた側の視線が空をさまよっている内に、安倍政権は矢継ぎ早の政策を打ち出した。その経済政策を「アベノミクス」と週刊…

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