ベラルーシのネステレンコ氏の福島視察後の会見


福島原発事故は、もちろん、終息したわけでもなければ、将来に向けてのその危険なインパクトが弱まったわけでも決してない。将来どうするかという問題について、小沢一郎が率いるドイツ視察団が先週現地にとび、様々な聞き取りを行った模様である。その調査を基にして、「生活党」が具体的にどのような提案をしてくるか、楽しみにしている。

一方、同じ先週、ベラルーシから放射能安全研究所の所長であるネステレンコ氏が福島で現地調査を行い、終息など決してしていない福島事故の異常さをチェルノブイリ事故と比較しつつ,日本の国民に警鐘を鳴らしたのである。つまり、危険性の現状分析を行ったのである、騙しも隠しもない。

会見は、既製マスコミの無視する中で、自由報道協会の会見場で先週土曜日(10月20日)に行われた。会見場に集まった関係者も多くはなかったが、それでも関心を持つ重要人物が多く見られた。たとえば、
NHKのロシア関係解説員の石川某氏も質問者の中に顔を見せていた。そんなことは、どうでもいいことであるが、政府とマスコミに騙され続けてきた国民はアレクセイ・ネステレンコ所長の警告に耳を傾けるべきである。

YouTubeのビデオを直接貼り付けようとしたが、うまくいきませんでした。皆さんは、以下のページを直接訪問していただきたい。取り急ぎ、この告知まで。分析と意見は後日貼り付ける予定です。

<20121020 UPLAN アレクセイ・ネステレンコ所長記者会見 >
http://www.youtube.com/watch?v=0E_7uPGUBuQ&feature=player_detailpage#t=1155s
(1時間30分ほど)



ネステレンコ氏の紹介記事が、「自由報道協会」から出されていますので、それをここに貼り付けます。

ネステレンコ氏はベラルーシの核物理学者であり、 現在はベラルーシの民間研究団体である ベルラド放射能安全研究所の所長を勤めています。
現在来日中で18日に福島県の視察を行っており、 本会見では福島視察の報告、 ベラルーシ放射能研究と日本との違いなどを予定しています。
参考
ベルラド放射能安全研究所は、 同氏の父ワシリー・ネステレンコ氏が チェルノブイリ原発事故後、民間の研究機関として設立。
同研究所は低線量のセシウム137が人体に与える悪影響や 放射線発病の予防法を研究しています。 非政府組織との協力の下、 西欧地域や日本で子供を国外保養させて、体内の放射性物質を減らし 健康状態の回復を図る取り組みも行なっています。


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