「最悪のシナリオを語ろう」(織田邦男元空将)

産經新聞コラム 2018年6月12日 史上初めての米朝首脳会談が12日に開催される。その結果は日本にどのような影響を与えるのか。元航空自衛隊空将の織田邦男氏に聞いた。(石鍋圭) 米朝首脳会談がまもなく始まるが、日本の安全保障にとっての最悪のシナリオ…

日米開戦の経緯を追ってみる-1941年

はじめに巷間、現在すでに第三次大戦に入っているという見方がある。現代はサイバー戦が決め手の戦争だという見方からすると、すでに始まっているといってもおかしくはないだろう。日本にとって戦いの敵は支那ということになるだろうが、戦いの始まりは何時…

第二次大戦参戦を廻るある政治演説会風景

チャールス・リンドバークは、宮崎駿監督の大好きな航空機の揺籃時代に、アメリカミシガン州デトロイトで生を受けたスエーデン系移民の子であった。彼は天才ハダの多才さと冷静な判断力の持ち主だったようで、自由に様々なことに手を染めているが、仕事は飛…

米国の本音は大統領列伝の中に見えてくる

現在の米国大統領トランプは、ちょっと異色の人物だ。共和党の大統領としてはありがちな人物かもしれないが。外交政策に虚弱な体質しか持ち合わせない日本は、今のところ、戦略的な意味で、彼に依存していくしか方法がないように見える。早く自主独立しなけ…

光が映し出した人影 - 長崎にて

光は影を作る。しかし光が翳ると、陰もなくなるものだ。しかし、無くならない陰もある。それはあまりにも光が強すぎて、写真のように瞬間の動作を閉じ込めて残すことがある、つまり、陰を焼き付けるのである。そのような光は、現実的には原子爆弾の光線しか…

アフガニスタンが今や「一帯一路」対「インド太平洋」の焦点になっている

近日アフガニスタンの高官が日本を訪問した。産経新聞が彼にインタビューをしている。以下はその記事である。 「アフガン含む回廊をインド太平洋戦略に」 アフガン外務副大臣インタビュー 訪日中のアフガニスタンのナシル・アハマド・アンディシャ外務副大臣…

H.G.ポンティング(英国写真家)の見た日露戦争

「この世の楽園・日本」(In Lotus Land, Japan 1910)というややオーバーなタイトルの本がロンドンで出版された。100年以上前のことである。筆者は著名な写真家で有り、失敗に終わったスコット大佐の第二次南極探検に記録写真担当として同行した人物である…

「インド太平洋」で抑止を強めよ   

ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー氏(寺河内美奈撮影) 中国こそ中長期にわたる深刻な懸念だ 安倍晋三首相の決断による10月の衆院総選挙と、ドナルド・トランプ米大統領の11月のアジア訪問が成功であったかどうかはさておき、私の見ると…

"Aguas Indo-Pacífico”, por lo que fortalecerán la estrategia de disuasión

James E. Auer 8.dic.2017está extraido de la Columna “Justicia (seiron)” Diario “Sankei-Shinbun” Japón. Traducción castellana es transtoria por yjkk. China sí que esto es la gran preocupación de medio a largo plazoAdemás de si la elección g…

世界の電気自動車化の動きにアラート!

後退したとはいえ、日本はまだ先進国の一員である。我々もそれを自明のこととして安逸な生活を送っているはずだ。すくなくともアジア諸国の中においては、それは揺るぎないことだと思っている、あるいはそうゆうビジョンに浸っている。これは戦後の歴史観に…

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