ネパール大地震

2015年4月も月末近い25日に、ヒマラヤ山脈のネパールの首都カトマンズの西方で大地震が発生した。 マグニチュードは7.8。東北地方太平洋沖地震(2011年)は、マグニチュード9.0でアジア地域でも観測史上最大クラスであったが、M7.8は小さくはない。関東大地…

根腐れの深刻さとその撃退術 1

■ 自宅で草花や樹木を育てる人、もっと広範囲に野菜や果樹園をきりもりする人にとって、栽培植物の「根腐れ」は害虫被害に次いで大きな問題だ。その原因は、肥料のやり過ぎ、ベランダ菜園なんかだと水のやり過ぎなどが、普通考えられるが、適切に育てたつも…

田園生活の風景 その5

fotos: Elisabeta Tudese, Romania Internet Explorer 10, 11 をお使いの方は、 http://furoshiki.hatenadiary.jp/entry/2013/11/25/012135 http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/use-compatibility-view#ie=ie-11-win-7 These who use Int…

政治の地殻変動は、地方から動き出さねばならない

安部首相が仕掛けた2014年の年末総選挙は、議席数で反体制側が大負けした。予想されたことだった。共産党、民主党にはいくらか語るべきものがあったようだが、それは自慢話に過ぎず、大勢に影響を与えるものではなかった。残念なのは、小沢一郎率いる「生活…

シリーズ「最後の一撃」(武田邦彦)

武田邦彦(中部大学)氏は、山下大将の遺訓を4つの遺訓毎に、氏のブログで最近記事を書いています。私は、実は彼を通して、「山下大将の遺訓」の驚きの内容を知らされたのであった。彼の「最期の一撃」と題するシリーズの4回分をここに転載します。 最期の一…

処刑された山下大将の遺訓:その驚きの内容

■ 山下奉文大将。シンガポール攻略後、敵将に対して「yesか, noか!」という恫喝まがいの決め言葉を発したことで知られている。たくさんの勲章を付けた軍服姿の彼の写真を、何度か見たことがある。大柄の人物だ。しかし、私は、これまで、この軍人に特に関心…

「特定秘密保護法」の現況

秘密保護法が12月10日に施行された。何度も議論された通り、この法律はめちゃくちゃな法律であって、官僚と与党政治家が好き勝手に情報を隠ぺいできるものだ。もはや国民の手の届かないところでそれが実施され、お手上げだ、とあきらめムードが漂っている。…

【衆院選2014】 投票率、過去最低の52.66% 前回より6.66ポイント減

The Huffington Post in association with the Asahi Shinbun : 2014年12月15日 14時02分 総務省は12月15日に、第47回衆院選挙の投票率が戦後最低の 52.66% だったと発表した。同じく過去最低だった前回2012年の 59.32% をさらに6.66ポイント下回り、最低…

2014年暮れ、ためらいと模索のための「小休止」

■ 2014年暮れ、初めから結果の割れた総選挙、その盛り上がらない選挙戦が終わろうとしている。この選挙後に始まるであろう安部首相による全体主義的政治に不安を感じつつ、意識ある日本人は「小休止」の状態にあるといってよい。安倍再選内閣は選挙に勝って…

田園生活の風景 その4

スロバキアの田園 (photographer: Malá Divožienka.2014)

2014年「年末総選挙」: これは一体何なんだ?

■ 元来、今回の「年末総選挙」は、憲法に反した非立憲主義の政治ショウである。まず選挙風を吹かせた張本人は、NHKと読売新聞だった。その時、安倍首相は日本にいず外遊中だったのだ。これが謀略であったかどうかはわからない。このような姑息な手段を労した…

福島の放射能被曝患者の増加 (1)

福島でのがんの急増傾向に対して、真剣に取り組まなければならない時に来たようだ。まだまだ、その始まりに過ぎないと思われるが、何ができるかを今後深めていきたい。進展しない「被曝者手帳」制度を視野に入れつつ、情報収集と、市民が取り組むべきポイン…

「原爆」と「原発」は、「マンハッタン秘密計画」で一つに結ばれる

2013年8月5日,つまり恒例の原水禁世界大会の広島大会の前日、米国詩人アーサー・ビナード氏が、「世界平和記念聖堂」で基調講演を行った、題して『アメリカの「原爆飴」と「無知」』。彼は、現在、広島市在住である。彼のいつもの流儀通り、辛子の効いたエ…

福島被曝者に「被曝者手帳」を!(8)

「被団協」、脱原発の新方針を打ち出す-2011.08 福島第一原発事故のあと、脱原発の新方針を打ち出した日本被団協の田中煕巳事務局長が­、原子力の平和利用について原爆被爆者の考え方を語った。 https://www.youtube.com/watch?v=dqKiVWC9lzwこれはちょっと…

福島被曝者に「被曝者手帳」を!(7)

「被団協」の結成と「原子力の平和利用」 ■ 被爆者遺棄の12年 広島・長崎の被爆者が「被団協」を結成して、政治的な声を上げ始めたことを、このシリーズで見てきた。そこに至る道程は筆舌で語り尽くせない悲惨かつ苦難の道であった。原爆投下を命じた米国政…

福島被曝者に「被曝者手帳」を!(6)

「光」はかつて、「陰」に優っていた -その2- ■原発導入は、はじめから謀略にまみれていた 「原子力エネルギーで明るい未来」という謳い文句は、はじめから一種のギャグであった。それほど、原発導入は、国際的にも国内的にも政治的謀略という薄暗い「陰」に…

福島被曝者に「被曝者手帳」を!(5)

「光」はかつて、「陰」に優っていた -その1- ■原水禁署名運動のすさまじいエネルギー 東京杉並区の区立公民館(旧)を拠点に出発した原水爆実験への怒りのエネルギーはすさまじい盛り上がりを見せた。それは、杉並区という東京の一地方にと止まらず、日本全…

市民運動が内包するセクト主義の「闇」

評論家天木直人氏の「日本国憲法9条」に対する思い入れはひとしお大きい。別の言い方をすれば、彼の辛口の政治評論、中でも日本の外交戦略の提言のコアーは、憲法9条を死守することに帰着するようだ。筆者は、氏のこの考えに必ずしも賛同はできないが、以下…

田園生活の風景 その3

ロシアの正教会

田園生活の風景 その2

田園生活の風景 その1

東欧のカルパチア山脈の一山村(スロバキア写真家の作)

Around reissuing the Nuclear Plants in Japan

This is a portion of news about Japanese nuclear movements, emitted by RT, formar “Russia Today” and virtually state-controlled media, which operates as a multilingual service with cable channels and internet pages en 3 languages: English,…

ビキニ・福島・行政秘密

2014年9月20日「東京新聞」(朝刊1面−3面)ビキニ被ばく文書開示 延べ556隻、検査記録あった 一九五四年に米国が太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で実施した水爆実験をめぐり、厚生労働省は十九日、周辺海域で操業していた漁船の放射能検査などに関する…

ここは自分たちの国だ

最近、アーサー・ビナードが編集したベン・シャーンが描いた連作画「ここが家だ --ベン・シャーンの第五福竜丸-- 」という本を買った。アメリカ軍のビキニ環礁での水爆実験とどう向き合うかがテーマだ。この水爆は、広島の原爆投下から9年しか経っていないの…

副島隆彦氏のぶれない戦略を傾聴する

副島隆彦氏は、インターネット上と出版界においてエネルギッシュにして異彩を放つ好人物である。其の言説は、ユニークにして「先端的」である。3.11福島原発事故の直後、マスコミ人も、もちろん言論人も、現場を遠巻きにして近寄らず、テレビ報道にあーだこ…

福島・フレコンバッグ詰め「汚染土」の現状

福島第一原発の1,2,3号機事故は、膨大な放射性物質のチリをまき散らした。その最終的な浄化には、地球史的な時間を要することは、明らかである。つまり、高濃度の放射性物質のほとんどが、最終的には太平洋に流れ出て、そこで希釈化される以外に方法はない。…

Discurso del emperador Hirohito: emitado por NHK en mediodía 15 de agosto 1945

El text completo es como sigue: "(1) Yo, el Emperador, después de reflexionar profundamente sobre la situación mundial y el estado actual del Imperio japonés, he decidido adoptar como solución a la presente situación el recurso a una medid…

「これから日本は、とてつもない苦難を受けるだろう…」(玉音放送)

■「玉音放送」(1945年8月15日正午放送)の全文 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ…

戦争をどう語り継ぐか

日本の8月は、決まったように戦争を想起させる月になっている。様々な行事が行われる上、お盆時期の休日はそれと関連した休日の過ごし方をする人が多くいるようだ。これはもう、宗教行事のようなものになっているのではないか。つまり、8月は日本にとって、…

STAP細胞「事件」で自殺者が出た、驚き!

思っても見なかった事件が、昨日8月4日、起きた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの副センター長であり、STAP細胞論文の総括責任者である笹井芳樹氏が、自殺を図った。笹井氏は現在病院に運ばれ、救命措置中だというこだが、生死の可能性は…

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